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2021年1月のマンスリーニュースレター

コロナ変異株が猛威をふるっていますが、モザンビークでは1月に入って
急に、南ア変異株の影響か、新規感染者数が急増し、感染対策が強化されました。
モザンビーク中部ではサイクロンが上陸し、またもや洪水。
今回は死者が少ない(現在のところ4名)ですが、モザンビーク北部も含め、
気候変動の影響でサイクロンの大型化、従来と違うルートでの上陸もあるため、
被害を少なくするための根本的な対策が必要です。

テロに関して。
これまで海外からの支援金を募る一方で、直接介入を避ける
方向をとっていた政府の対応が、どう変わっていくのかが、
今後の焦点になると考えられます。
米国、ロシア、EU、タンザニア、南ア、近隣国と、資源の宝庫の
利権を守るため、また近隣国への波及を防ぐための施策がどうなるのか・・・

寺子屋では避難民の子どもたちも来所し、お腹が減っている子どもたちが増えて
いるため、食料配布にも力を入れています。
また、テロ直接攻撃に備えた、寺子屋の避難場所の設備も今春までには
整備していく予定で進んでいます。

また当会では現地で直接活動をしている現地団体とネットワークを
つくるべく、動いています。が、かなり難航中。
業界の構造に驚愕することも多々ですが、
「小さいけれど、力持ち!」な団体として、大きくなることよりも
確実であることを大切に、活動を続けていきます。

今年も温かく見守っていただけますよう
よろしくお願いいたします。